猿の居る店

ここ数十年床屋さんには行ってません。 髪の毛を自前で切ってるとかじゃなく、美容師の知り合いができたため。 

美容院なので髭剃りとかはないけども、ヘッドスパやらマッサージやら至福のひととき。

 あれはいい・・・


 そういや床屋さんと言えば昔から「あそこは腕がいい」とか「マッサージが上手い」とか「話好きなのはいいが、あっという間に町内に話が知れ渡る」とか、いろいろ言われてましたねえ。 でもやはり、腕がいいのが一番。



技術を趣味として生きる店! 

 しかも急行理髪館。 

 きっとスピードも速かったに違いない。 港区三条通というのは調べたら大阪のようでした。

一方こちらは、

「熱と努力」 

 調髪40、顔剃20とあるのは「円」じゃなく「銭」。

 この当時(戦前)の床屋さんのマッチラベルには値段の書いてあるものも多く、だいたいどこも似た値段だったようです。 

 場所は芝区田村町。今の新橋あたりです。

そしてこちらは・・・


猿の居る店! 


 ハサミを使う仕事柄、さすがに放し飼いではなかったと信じたい。 

神奈川区六角橋も白幡町も東横線・白楽の近く。

 猿ちゃんは2軒のお店のどちらにいたんだろう。


そういえば自分が子供のころに行ってた床屋さんにも九官鳥がいたなあ。

ヤバいこといっぱい喋ってたけど。

昭和の箱庭

戦前昭和のマッチラベルや広告など紙ものを気の向くままに。ときには写真も。

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